たびをしてた
自分のマシン用にmakeされたgnomeを使えたのは、コンパイルが開始されてから2日目のことだった。
マウスを握りしめて、その軽快さに痺れた。こんな素早い仕事をするgnomeは見たことがない。
firefox-binがライブラリの依存を訴えて、起動しなくなっても、それはfirefoxをmakeすることで解決した。しかし、今度はepiphanyが起動しなくなった。
それでも、makeしたてのfirefoxは、今までに味わったことのない速度で動作してくれたので、満足だった。
そんなことを試しているうちに、スタンバイモードの障害にいきついた。そしてudevはモジュールを自動ロードしてくれないものだったか、という疑問が頭を掠める。
気づいたら懐かしいubuntuデスクトップの前にいた。
gentooのインストールを思い返せば、不理解から妙な行動をとっていた、一ヶ所が気にかかる。
とにかく、わたしの、今年の、夏のgentoo祭りは、幕を閉じた。